動画編集・音楽制作に「普通のパソコン」はNG?選び方を知らないと後悔します
「YouTubeやTikTokに動画を上げたい」「DTMで曲を作ってみたい」
そんなクリエイティブな活動を始めるときに、まず必要になるのがスペックの高いパソコンです。
しかし、多くの初心者はここでつまずきます。
- どのスペックを見ればいいの?
- MacとWindows、どっちがいい?
- 価格の違いがよくわからない
- 「高い=正解」じゃないのでは?
実は、動画編集や音楽制作はパソコンの性能が作業効率を大きく左右するジャンルです。
スペックが足りないと、
- 編集中に動作が重くなる
- 書き出し(エクスポート)に数時間かかる
- DAWがクラッシュしてデータが消える
といったトラブルが起こりやすく、モチベーションを削られてしまいます。
結論:クリエイターには「高性能なCPU・メモリ16GB以上・SSD搭載・専用GPU」が入ったパソコンが最適!
- CPU:Intel Core i7 / Ryzen 7 以上(できれば最新世代)
- メモリ:最低16GB(動画は32GBが理想)
- ストレージ:SSD512GB以上(容量も速さも重要)
- GPU:動画編集にはNVIDIA GeForce搭載がおすすめ(音楽制作では不要なことも)
次からは、初心者でも扱いやすく、長く使える「クリエイター向けパソコン」TOP5を紹介します。
まずは第5位から。分割して進めていきます。
第5位:ASUS Vivobook Pro 15 OLED (M6500)
項目 | 内容 |
---|---|
価格 | 約139,800円(税込) |
OS | Windows 11 Home |
CPU | AMD Ryzen 7 5800H |
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD 512GB |
GPU | NVIDIA GeForce RTX 3050 |
ディスプレイ | 15.6インチ OLED(有機EL) |
重さ | 約1.8kg |
バッテリー | 最大8時間程度 |
特徴
有機ELディスプレイの美しさと、ミドルクラスGPU搭載によるバランスが魅力の1台。動画編集はもちろん、軽めの3D制作にも対応可能。
メリット
- 画面が圧倒的に綺麗(発色がプロ向け)
- GPU搭載で動画編集ソフトが快適に動く
- 約14万円でこのスペックはコスパ良好
デメリット
- やや重いため持ち運びには不向き
- ファン音が気になる場面がある
次に、第4位をご紹介します。
第4位:Apple MacBook Air M3(2024)
項目 | 内容 |
---|---|
価格 | 約164,800円(税込・Apple公式) |
OS | macOS |
CPU | Apple M3チップ(8コアCPU/10コアGPU) |
メモリ | 8GB(16GBモデル推奨 +22,000円) |
ストレージ | SSD 256GB(512GB以上を推奨 +22,000円) |
ディスプレイ | 13.6インチ Liquid Retina |
重さ | 約1.24kg |
バッテリー | 最大18時間 |
特徴
Apple独自のM3チップは、動画編集や音楽制作との相性が非常に良く、Final Cut ProやLogic Proが圧倒的に快適に動作。ファンレスで静音かつ長時間駆動。
メリット
- M3チップの処理能力が非常に高い
- Final Cut/Logic Proが爆速で動く
- 軽量でバッテリー持ちが非常に良い
- macOSは音楽・映像系クリエイターからの信頼が高い
デメリット
- メモリ・ストレージ増設で価格が高くなる
- 拡張性にやや難(ポートが2つのみ)
- Windows専用ソフトは使いにくい
続いて、第3位の紹介に移ります。コスパ重視のWindowsクリエイター向け機です。
第3位:HP ENVY x360 15-ey
項目 | 内容 |
---|---|
価格 | 約139,800円(税込・公式直販価格) |
OS | Windows 11 Home |
CPU | AMD Ryzen 7 7730U |
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD 1TB |
GPU | AMD Radeon(内蔵GPU) |
ディスプレイ | 15.6インチ フルHD タッチ対応 |
重さ | 約1.7kg |
バッテリー | 最大14時間程度 |
特徴
タッチパネル&360度回転式ディスプレイで、直感的な操作が可能。音楽制作では快適なスペックを備え、動画編集もフルHDまでなら問題なくこなせる。
メリット
- SSD 1TB搭載で保存容量が非常に多い
- 画面が広く操作しやすい
- タッチ対応で直感的な編集ができる
- Bang & Olufsenの高音質スピーカー搭載
デメリット
- 本格的な4K動画編集には不向き(GPU非搭載)
- やや重めで持ち運びは△
次は第2位、より本格的な動画編集を視野に入れたスペック重視のモデルです。
第2位:Dell XPS 15(9530)
項目 | 内容 |
---|---|
価格 | 約239,800円(税込・公式ストア) |
OS | Windows 11 Home |
CPU | Intel Core i7-13700H |
メモリ | 32GB |
ストレージ | SSD 1TB |
GPU | NVIDIA GeForce RTX 4050 |
ディスプレイ | 15.6インチ 3.5K OLEDタッチ |
重さ | 約1.92kg |
バッテリー | 最大11時間程度 |
特徴
XPSシリーズはプロユースにも耐えるハイスペックPCで、4K動画編集やエフェクト処理もストレスなし。音楽制作でも複数のVSTプラグインを同時使用しても余裕。
メリット
- CPU・メモリ・GPUすべてがプロ仕様
- 有機ELタッチディスプレイで映像が圧倒的に綺麗
- ストレージ・メモリともに大容量
デメリット
- 高価格帯で初心者にはややオーバースペック
- 重量があり、持ち歩きには向かない
- 排熱時のファン音が大きい場面がある
最後に、第1位の発表です。
Mac派・Windows派どちらにも納得される、万能で高性能な一台です。
第1位:Apple MacBook Pro 14インチ M3 Pro(2023)
項目 | 内容 |
---|---|
価格 | 約288,800円(税込・Apple公式) |
OS | macOS |
CPU | Apple M3 Pro(11コアCPU / 14コアGPU) |
メモリ | 18GB(最大36GB) |
ストレージ | SSD 512GB(最大2TBまで選択可能) |
ディスプレイ | 14.2インチ Liquid Retina XDR |
重さ | 約1.63kg |
バッテリー | 最大18時間(高負荷時でも長持ち) |
特徴
動画・音楽どちらの制作にも最適なプロ仕様Mac。Final Cut Pro、Logic Proとの相性は抜群で、4K編集、マルチトラック作業も軽々こなします。高精細で色再現も優れたXDRディスプレイ搭載。
メリット
- M3 Proの圧倒的な処理性能
- ファンの静音性と冷却性能が高い
- macOSとの親和性が高く、プロ向けアプリが快適
- 軽量で持ち運びも可能なサイズ感
デメリット
- 初期投資が非常に高い
- 拡張性が限定的(USB-C中心)
- Windows専用ソフトを使いたい場合には不向き
【まとめ】動画・音楽制作では「妥協しない性能」が長く使えるポイント
動画編集や音楽制作はメモリ・ストレージ・CPU・GPUすべてに負荷がかかるため、普段使いのパソコンとは選び方がまったく異なります。
おすすめランキングまとめ
順位 | 製品名 | 特徴 | 価格目安 |
---|---|---|---|
1位 | MacBook Pro 14 M3 Pro | プロ向けオールインワンMac | 約28万円 |
2位 | Dell XPS 15(9530) | 高性能WindowsクリエイターPC | 約24万円 |
3位 | HP ENVY x360 15-ey | DTM向け&動画編集もOK | 約14万円 |
4位 | MacBook Air M3 | 音楽系に強い軽量Mac | 約16万円(構成により変動) |
5位 | ASUS Vivobook Pro 15 OLED | コスパ重視のバランス機 | 約14万円 |
選ぶときのポイント
- 動画編集重視ならGPU搭載モデルを優先
- 音楽制作メインならCPU・メモリ性能を重視(GPUは不要)
- 予算10~15万円:入門向け、20万円以上:本格派向け
- Macを使うならM3以上を選ぶと後悔なし
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